ビールと宇宙 2010 8 22

 ビールを通して宇宙が見える。
これほど暑い日が続くとビールを飲む機会が増えると思います。
このビールの泡構造が、「宇宙の泡構造」に似ているのです。
 ただ、最近のビールは、きめ細かい泡ができますので、わかりにくいかもしれません。
コーラの泡の方がよいかもしれません。
要するに、大きめの泡が出ればよいのです。

ビールと宇宙 beer and cosmos 2005 10 26
 秋になり、空気が澄んでくると、星が輝きを増す。
今日は、宇宙の話をしましょう。
 宇宙に、銀河が星の数ほど存在しているのは、ご存じだと思います。
こうした銀河が、宇宙空間に、均等に散らばっているわけではありません。
銀河が集まって、集落のようなもの、つまり銀河団を作っているのです。
そして、宇宙には、銀河団が密集して存在するところと、
ほとんど存在しないところがあるのです。
 こうした銀河団は、ある程度の規則性を持って密集しているのです。
こうした規則性によって密集した銀河団を図形化すれば、
銀河団が、まるで壁のような形を作っているのです。
 このような「壁」の集合体を、全体的に見れば、蜂の巣のような構造、
あるいは、泡構造のようになっているのです。
これを「宇宙の泡構造」と言います。
 この泡構造は、ビールの泡に似ています。
ビールを勢いよくグラスに注げば、泡ができるでしょう。
その泡を観察すれば、泡の構造が、よくわかると思います。
 宇宙が、ある一点から発生し、
それが大爆発によって膨張して宇宙ができたと考えるのは、無理があると思います。
 一定の空間を作り、それにエネルギーを満たし、
ある刺激を与えて、泡構造を作ったという考え方もあると思います。
あるいは、一定の空間に満たされたエネルギーが相転移して物質化したと考えられるでしょう。
さらに、こうした一定の空間が複数存在しているでしょう。
















































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